このページは,IRLPオフィシャルホームページ内のIRLP FAQ Pageを,JI1BQWが許可をとって翻訳したものです。原文は2006年1月16日時点のものです。

誤訳等のご指摘は当局のJARLメールアドレス(私のコールサイン@jarl.com)までお願いします。
(JI1BQW)


IRLP FAQ Page

By Michael Illingby VE7TFD
and David Cameron VE7LTD
Updated
July 2004

IRLP - Keeping the Radio in Amateur Radio

ここにはメーリングリストに寄せられた素晴らしい質問を集めました。もしあなたご自身の疑問がここで解決できない場合メールを下さい


Q. どのようにリンクの接続/切断を行うのでしょうか?

IRLPノードに対してDTMFコマンドを送信することでリンクの接続/切断ができます。 その詳細については各ノード所有者にお聞き下さい。ノードによってはアクセスのための非公開事前コードを設定している場合もあります。
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Q. IRLPノードがアクセスできる地域に住んでいます。どのように接続/切断のコマンド情報を入手できますか?

ノードIDは基本的に公開されています。ノード所有者やクラブによっては, ユーザーサポートやノード運営費を賄うため有料の会員制をとっている場合もあります。そのような場合の多くは, 非公開事前コードが設定されています。   status pageをご覧になり,お近くのノード番号をクリックしてみてください。  ノード所有者あてのメールアドレスがわかります。
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Q.IRLPを利用するのにIRLPボードは必要ですか?

いいえ。  必要なのはノードにアクセスできる無線機のみです。  IRLPボードとLinux OSはノードを開設するときのみ必要となります。 
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Q. IRLP利用に関して費用は発生しますか?

IRLP利用そのものに費用は発生しません。  但し,アクセスするノードによっては会員制をとっており,会費等が必要な場合もあります。
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Q. IRLPな何の略ですか?

IRLPは「the Internet Radio Linking Project(インターネット経由アマチュア無線接続プロジェクト)」の略です.
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Q. IRLPノードを構築・運用するための基本的要件は何でしょうか?

最も基本的な要件は以下のとおりです:

  1. P1 133 MHz以上+96M以上のRAM
  2. 無線機
  3. 常時接続インターネット回線。グローバルIPが必要。動的IPでも固定IPでも可。

典型的なノード構成をご覧ください。
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Q. ファイアーウォールのポートは何番を空けなければなりませんか?

  • 22 - SSH (リモートでヘルプを依頼する時のみに必要。)

  • 2074〜2093 - IRLP音声 (両方向のUDP)

  • 15425, 15426, 15427 IRLP コントロール/アップデート用ポート - TCP
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Q. ノード用PCの最小スペックは?

PCの最小スペックは,P133以上+96MB RAMです。    さらにサウンドカード (PCIカードの多くは動作します), ビデオカード, ネットワークカード, そしてLPT1のパラレスポートが必要です。
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Q. ノード用無線機の要件は?

COS (Carrier Operated Squelch)信号を取り出すことができれば,どのような無線機でもOKです。ケンウッド TK-805D UHF, アルインコ mono-bander mobileなどが実績があります。ちょっと古いGE PhoenixやMotorola GM300 M120 シリーズなどもプラグ&プレイで動作しました。あるいは,バンクーバーのノードのように,レピーター直付けでノード用無線機を使わない例もあります。
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Q. 最小限必要なインターネット回線速度は?

ケーブルTVや,ADSLでしたら何の問題もないでしょう。最低40000 bps は常時確保する必要があります。それ以下の速度ですと動作しないでしょう。 
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Q. ノードには固定IPアドレス,固定ホスト名が必要でしょうか?

いいえ。動的IP(DHCP)で動作可能です。   静的IPであるに越したことはありませんが,IRLPでは独自の名前解決をおこなっているため,それが要件ではありません。
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Q. Internet Radio Linking Projectの目指すところは何ですか?

このプロジェクトの目的は,最先端技術を利用した,かつ廉価なアマチュア無線局の相互接続システムを提供することです。
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Q. IRLPの責任者は誰ですか?

VE7LTD (David Cameron) がその創始者です。  Dave と VE7TFD (Michael Illingby)が,それぞれブリティッシュコロンビア州バンクーバーとバーノン間で最初のリンクを構築しました。  Daveは現在,世界中のボランティアのサポートを受けています。
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Q. IRLPソフトウェアはどのOS上で動きますか?

最新のIRLPはオープンソースLinuxであるFedora Core3でのみ動作します。 元々Windowsの束縛から逃れるためLinux上で開発されました。後戻りする予定はありませんので,あしからず :)
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Q. どうしてLinuxのみなのでしょうか? また,それは特定のLinuxバージョンのみでしょうか?

最新のIRLPノードは全てFedora Core 3上で動いています。  

LINUXを選択した理由は以下のとおりです:

1) Windowsアプリケーションはクラッシュしやすい。ほとんどのIRLPノードは「日」ではなく,「年,月」の単位で継続稼動しています

2) LinuxはPCのリソース利用効率に優れています。Windowsでしたら,よりハイスペックなPCが必要でしょう。

3) Windows OSは費用がかかります。LinuxやSpeak Freelyは「無料」です。

4) リブート無しの遠隔アップデートの仕組みがWindowsにはありません。 IRLPとFedora  のアップデートは毎晩自動で行われますが,PCの再起動は必要としません。   

5) Windowsには容易な遠隔接続の仕組みがありません。 IRLPノードはインターネット上のマシンからセキュアシェルを利用した遠隔アクセスが可能です。

 

ソフトウェアはパッチができたら,すぐにアップデートすべきです。IRLPとFedoraのアップデートは自動化されている一方,リブートは必要としません。  Windowsには,このスムーズなアップデート機能が欠けています。
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Q. IRLPメーリングリストとは? またどのように入れますか? 費用はかかりますか?

IRLPメーリングリストに参加し,自分の考えやアイデアを他局と共有したいとお考えであれば,このURLにアクセスしてYahoo Groupからジョインしてください。 http://groups.yahoo.com/group/irlp/join
費用はかかりません。
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Q. 自分が管理しているレピーターにリンクしたいのですが?

カーテシートーンや,CW ID,ハングタイムがIRLP側に流れないように注意してください。これはレピーター送信側において,受信側COSによって送信される場合,CTCSSエンコーダーを利用することで容易に可能です。 
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Q. ノード構築にはレピーターが必要ですか,あるいはシンプレックスでも可能ですか?

シンプレックスで十分ですが,各国の法規制にご注意ください。国によってはVoIPが許されるバンドは周波数が決まっています。  また,シンプレックスの場合にはトーンスケルチの利用を強くお勧めします。 
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Q. 同時に何局と話ができますか?

これはIRLPの大きな利点の一つです。IRLPユーザーは他ノードへ直接接続できると同時に,リフレクターを利用することで実質無数のノードと接続できます。
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Q. リフレクターとは何でしょうか?

リフレクターは見方によってはデジタルレピーターとも言えます。デジタルデータストリームが入力されると,それを接続されている他ノードの全てに転送します。まるでデジタルの"パーティーライン"のようなものです。
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Q. リフレクターを作るには何が必要でしょうか?

静的IPアドレスと,T1あるいはそれ以上の速度のインターネット接続が必要です。4局以上の接続を可能としなければなりませんので,DSLやケーブルモデム以上の速度が必要です。現在のリフレクターはすべて,最低両方向T1(1.54mb)で接続されています。

リフレクターへの接続一つにつき32kbの帯域が,接続中"維持"されなければなりません。

PCについてはペンティアム166以上,64MB RAM (多ければ多いほど良い),1GB HDD,NICカードがあれば可能です。サウンドカードは不要です。

リフレクター用ソフトウェアはVE7LTD, Daveによって管理されていますので,詳細については彼に連絡してください。 dcameron@irlp.net

以上このように書きましたが,実は既存のリフレクターには利用されていないサブチャネルも多く,帯域が余っている場合があります。新規構築の前に,まずは既存リフレクター利用の検討を強くお勧めします。
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Q. オークランド(ニュージーランド)のノードとオーランド(フロリダ)のノードがすでにリンクされているとして,自ノードと他ノードは,これら2ノードの会話をじゃませずにリンクできますか?

もちろんです。リフレクターを利用しなければ,任意の2局間の交信は,それら以外の局の交信を邪魔することは全くありません。
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Q. リフレクターなしで会話可能とすると,なぜリフレクターが必要なのでしょうか?

リフレクターは,3局以上のノードが同時に交信できるように設計されました。現在までの同時接続記録は42局です。
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Q. IRLPシステムはどのように動作しているのでしょうか?ステップバイステップで教えていただけませんか?

まず,無線機で受信された音声はIRLPボード経由でPCに入力されます。 無線機が信号を受信するとCOSが状態遷移します。この遷移はIRLPボードに伝わり,さらにボードはPCにCOSアクティブを伝えます。この変化はさらにIRLPソフトウェアに伝わり,PCは無線機が受信した音声データを含むパケットストリームをネットワークに送信します。

この音声データストリームは,ネットワーク経由で接続相手のPCに届き,そのサウンドカードで再生されます。またIRLPソフトウェアはパケットストリームが届くと無線機のPTTをオンにします。このようにして,一方からの音声がもう一方で聞こえる訳です。
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Q. IRLPボードはいくらですか?

ボードは常に改良されていますので,価格は変動する可能性があります。  http://www.irlp.net/orderform.html  をご覧ください。
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Q. 節約のために自分でIRLPボードを組むことはできますか? また既存のLinuxで動かすことはできますか?

いいえ。現在は我々でボードを製造しています。過去の経験で言うと,我々にとってユーザー自作のボードは頭痛の種以外の何物でもありません。
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Q. サウンドブラスターは,フルデュープレックスでの動作ですか,ハーフデュープレックスですか?

IRLPシステム自体はフルデュープレックスが "可能" です。しかし,現在はハーフデュープレックスでのみ利用しています。アマチュア無線自体がハーフデュープレックスですので,この方針は今後も変わらないでしょう。
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Q. インターネットによる遅延はどのくらいでしょうか?

遅延はパケットの伝播距離に依存します。ノード間が十分近ければ,およそ0.20秒以内でしょう。これはお持ちのデジタル携帯電話の場合とほぼ同じです。
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last updated January 02, 2006
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