インストールが終わったら?
Document Rev 2.0f, October 16, 2003
updated January 06, 2006 09:56:56 -0500
Written by:
David Cameron - VE7LTD
(原文:http://www.irlp.net/new-install/afterinstallv2.htm)
(翻訳:JI1BQW)
インストールが終わったら?
さて,ソフトウェアのインストールが終わりましたね。では次に何をするのでしょうか?できたてのノードをファーストQSO可能とするために,以下のステップを踏んで,完全な状態にしていきましょう。
1) ステータスページで,ノード情報を公開しましょう
ノードがアクティブで稼動状態であるなら,あなたは自分のノード情報を直接変更できます。ステータスページを変更するためには,以下の情報が必要です。
注意: ノード情報変更をするためには,ノードと同じロケーションから行う必要があります。あるいはリモートノード上のLynxを利用してください。
- ノードID番号 (インストール中に付与されているはずです)
- ノードコールサイン
- ノード所有者へのコンタクト情報(名前,コールサイン,Eメールアドレス)
- ノード所在地 (国,県市町村名)
- ノードのインストール日
- ノード情報
- レピーターあるいはシンプレックスノードのコールサイン
- レピーターあるいはノードの緯度経度情報 (こちらをご覧ください)
- レピーターあるいはシンプレックスノードの周波数
- レピーターの場合オフセット周波数
- PLトーンあるいはDCSコード (数字のみ 例:110.9)- クラブやレピーターのウェブサイトURL (オプション)
- 移動局や旅行者のために付加的なアクセス情報を記入するフィールドもあります。標準的なアクセス方法以外の方法を採用しているノード所有者は,ぜひそのアクセス方法をこちらに記入してください。
もしノードが稼動していない場合,IRLPデータベース管理者 database@irlp.net に連絡してリストに載せるようにしてください。他のノード所有者があなたのノードを動作させるためのコードを入手することができます。上記の情報を記入したメールを送ってください。
2) IRLPメーリングリストに参加しましょう
IRLP ディスカッション フォーラム (irlp@yahoogroups.com)
これはノード所有者およびIRLPに興味を持つ方々のためのオープンなMLです。ここではノード所有者が,コード,プログラム,種々の問題などについて議論しています。yahoogroups listserverを使っており,ここを購読するとカスタムスクリプトや,よくある問題の解決方法などの情報を入手することができます。購読するには,http://groups.yahoo.com/group/irlp を参照してください。
3) あなた自身のオーディオファイルを録音しましょう
IDのためのオーディオファイルを録音するには,サウンドレコーダーを使う必要があります。より良いソフトウェアもありますが,Windowsのサウンドレコーダー(sndrec32)で充分うまくできます。より良いソフトの例としてはSound Forge や CoolEditなどがあります。
まずは,以下のサンプルファイルをダウンロードしましょう:
http://www.irlp.net/samples/stnXXXXon.wav <-- リンク・オン用ファイル
http://www.irlp.net/samples/stnXXXXoff.wav <-- リンク・オフ用ファイル
これらのファイルを,これからあなたが行う録音の品質や音量の比較に使ってください。これらはトロント実在のノード(VE3RAK)のファイルです。Windowsのサウンドレコーダーを使うには,まずそれを実行し,「ファイル」->「新規」とクリックしていきます。マイクロフォンをWindows PCに接続し,テストファイルを録音してみてください。満足できる音が作れるまで何度か繰り返してみましょう。
ファイルの保存には,「ファイル」->「名前を付けて保存」と進み,「変更」をクリックします。ここで,PCM 8,000 Hz, 8 ビット, モノラルを選択し「OK」をクリックします。そして名前を付けてファイルを保存しましょう。
もし,別のソフトウェアを使って録音する場合,8000Hz, 8 ビット, モノラル, Windows PCM方式 (ADPCMではない)であることを確認してください。これ以外のフォーマットでは受け入れられず,ファイルをアップロードできません。
2つのファイルを,サンプルと同じ品質,音量で作ってください。ファイル名もサンプルのように,ただしXXXXのところはご自分のノード番号で,名前を付けてください。そして,これら2つのファイルを3.5"フロッピーディスクにコピーし,send_wave_files スクリプトを実行します。これらのファイルは,ノードのPGPキーがインストールされた後でないとアップロードできませんので,もしかしたらそれまで若干待つ必要があるかもしれません。rootでログインし,以下のスクリプトを実行します。
/home/irlp/scripts/send_wave_files
スクリプトから出されるメッセージに従って進みます。さらにファイル作成時には以下に注意してください:
あまり長いメッセージにしない(それぞれ10秒以内)
端的なメッセージにします。長いIDやディレイは聞くほうにとっては退屈です。
音楽や著作権付の素材,暗示的言葉,あるいはアマチュア無線として疑問のある内容は含んではいけません。
4) オーディオミキサーレベルを設定しましょう
ミキサーレベルは,aumixというプログラムで設定します。aumixはWindowsのボリュームコントロールのように,種々の入力からのレベルをスライダーバーを使って設定できます。このプログラムを実行するには,root権限で'aumix'を実行します。サウンドカードからの出力調整にはサンプルオーディオファイルを使用し,またサウンドカードへの入力ゲインの調整にはエコーリフレクターと呼ばれるエコーシステムを使います。.
オーディオ出力(送信レベル)の設定
オーディオ出力ミキサーを設定するには次を行います:
(注意:タイプするコマンドは""で囲んであります。実際には""は入力しません。)
無線機とLine Outジャックが正しく接続されていることを確認します。
ログインスクリーンでAlt+F1を押し,まず最初のバーチャルターミナルを開きます。
Linuxにrootでログインします。
"aumix"を実行します。
Alt+F2を押し,2つめのバーチャルターミナルを開きます。
2つめのバーチャルターミナルにもrootでログインします。
"su – repeater"とタイプします。 ("su", スペース,マイナスサイン,スペース, "repeater"です)
"$SCRIPT/audiotest"とタイプします。
Alt+F1を押し,最初のバーチャルターミナルに戻ります。
ミキサーを適度なオーディオレベルになるように調整します。(以下を参照)
サンプルファイルの再生を繰り返すには,Alt+F2で二番目のバーチャルターミナルに行き,上矢印キー(最後に実行したプログラム)を押し,さらに'Enter'を押します。
サウンドカードからの出力(すなわち無線機から送信される音)は,PCMとVOLのスライダーで調整できます。上矢印キーと下矢印キーでデバイスを選択し,左右矢印キーでレベルを調整します。サンプルファイルの音が丁度良く聞こえるようにレベルを調整します。サービスモニターをお使いなら,送信機に合うデビエーションレベルになるように調整します。耳を使って簡単に調整するには,あなた以外のローカル局にお願いして,サンプルファイルの音と,いつものあなたの音声が同じくらいになるようにします。
オーディオ入力(リンクオーディオレベル)の設定
正しく入力レベルを設定するには,エコーリフレクターを利用します。エコーリフレクターは,あなたから送られたオーディオを録音し,10秒後に再生するソフトウェアレピーターです。このリフレクターはfull duplexで,あなたが送信し終えようが終えまいが,あなたに対して再生音を返し始めます)。よって,あなたの送信時間は10秒以内くらいに留めるのがよいでしょう。
オーディオ入力ミキサーを設定するには次を行います:
(注意:タイプするコマンドは""で囲んであります。実際には""は入力しません。)
無線機とLine Inジャックが正しく接続されていることを確認します。
ログインスクリーンでAlt+F1を押し,まず最初のバーチャルターミナルを開きます。
Linuxにrootでログインします。
"aumix"を実行します。
Line Inが唯一の録音デバイスであることを確認します。
画面左側,デバイスレベルスライダーの左に"P"と"R"という文字が見えるはずです。Line Inを唯一の録音デバイスとするには,Line In横の文字を"R"に,Line In以外のデバイス横の文字を,"P"に変更します。スペースバーを押すことでこれらを変更できます。Alt+F2を押し,2つめのバーチャルターミナルを開きます。
- 2つめのバーチャルターミナルにもrootでログインします。
"su – repeater"とタイプします。 ("su", スペース,マイナスサイン,スペース, "repeater"です)
- "$SCRIPT/decode 9990"とタイプします。 (decodeと9990の間にスペースが必要です)
これでエコーリフレクターに接続できます。DTMFで9990としても同じです。コネクトした旨の音声メッセージが聞こえます。Alt+F1を押し,最初のバーチャルターミナルに戻ります。
いつもの音量で,ノード無線機に対して送信します。
再生を待ち,ミキサーレベルを調整します。(以下を参照)
適切なレベルへ設定ができたら,他の使っていないデバイスの音量をゼロにします。
VOL, PCM, LINE IN, IGAIN, OGAIN はそのままに,他をゼロにします)
設定が終わったら,"q"を押してaumixを終了します。
"aumix –S" を実行し,設定を保存します。(スペースと大文字Sの間にスペースが必要です)
Alt+F2を押し,二番目のバーチャルターミナルを開きます。
"$SCRIPT/decode 73"とタイプします。 (decodeと73の間にスペースが必要です))
このコマンドはエコーリフレクターから切断します。DTMFで73としても同じです。ディスコネクトした旨の音声メッセージが聞こえます。サウンドカードへのオーディオ入力(無線機が受信した信号)は,LINEとIGAINスライダーで調整します。上矢印キーと下矢印キーでデバイスを選択し,左右矢印キーでレベルを調整します。エコーバックされた音声が適切になるよう調整します。サービスモニターをお使いなら,源音と同じデビエーションレベルになるように調整します。耳を使って簡単に調整するには,あなた以外のローカル局にお願いして,源音とエコーバックが同じくらいになるようにします。
5) パルスバックテストとtiming fileの設定
パルスバックは,COS動作が不適切なノードからのデジタルパケットによって引き起こされます。もっとも多い原因はレピーターのハングタイムです。しかしノード無線機によっても起きます。ノード無線機が送信を止めた瞬間にCOS信号をIRLPボードに送るとパルスバックが生じます。それによって生成されたパケットが相手ノードに(あるいはリフレクター接続の場合には複数のノードに)送られ,それらのノードを瞬間的に送信させます。
問題は,2つのノードがお互いにパルスバックを送り合うときです。お互いがお互いを送信させ,結局はこれらのノードを利用不可にしてしまいます。
パルスバックを防ぐための最適なタイミング値を見つけるために,スクリプトが用意されています ($SCRIPT/pulsecheck)。このスクリプトはあなたのノード無線機を30秒ほど送信させ,timing file ($CUSTOM/timing)に設定すべき最適な値を決定,提示します。パルスバック防止を確実にするために月一回はこの設定を見直すべきです。
重要 - ノードに何かしらの変更を加えた時,例えばシンプレックスからレピーターに変更した,あるいはスケルチレベルを変えたなどの場合には,必ずパルスバックテストを行ってください。
パルスバックスクリプトを実行するには,以下を行ってください:
ノードを非接続状態にします。
ログイン画面において,Alt+F1を押し,最初のバーチャルターミナルを開きます。
Linuxにrootでログインします。
"su – repeater"とタイプします。("su", スペース,マイナスサイン,スペース, "repeater"です)
"$SCRIPT/pulsecheck"とタイプします。
このスクリプトが何度か送信する前に,まずはご自分のコールサインを送信しましょう。このスクリプトは,timing fileに設定すべき推奨値を返します。timing fileを編集するために,"pico $CUSTOM/timing" とタイプします。
このファイルには2つの数値が設定されています。ここでは,2番目の数字を変更します。Ctrl-X,"y",Enterと押し,終了します。
もし,推奨値が500ms以上の大きな値の場合には,無線機とシステムの接続方法を再検討しなければなりません。
6) 最新のDTMFコードリストを入手する
ノードIDのリストは,http://status.irlp.netから入手可能です。 ノードコントロールのためのコードは以下のとおりです:
NODE ID = オン コード
73 = オフ コード
(例: Vancouver = 1000 on, 73 off)
もしオープンアクセスを避けたいのならば,5桁までのプリフィックスを定義することも可能です。
できればオープンアクセスとし,広くアクセスを可能とするとともに,あなたのノードの利用を促進すべきです。
7) いくつかの運用ガイドラインを学びましょう
IRLPのユーザーは,その最適な使い方について知るべきです。
他のリンクシステム同様,IRLPでは音声遅延が生じます。この遅延は,主に音声データ圧縮にかかる時間およびノード間のインターネット伝送にかかる時間によって生じます。したがって,まず最初に覚えておくべきことは,ゆっくりと,辛抱強く,ということです。会話においては,話し始める前に1秒の無変調の空白時間を置いてください。タイミングにより,ノードによってはもっと長い空白時間が必要な場合もあります。
DTMFコマンドを送信する前に,ご自分のコールサインと接続先ノードをアナウンスしてください。接続したら,相手側の周波数が空いているかどうかを確認するためワッチをしてください。もし相手がビジーの場合には,ビジートーンが流れます。
アクティブノードを使って「テスト」をしないでください。アクティブノードに接続・交信が可能ならばテストの必要はありません。テストにはエコーリフレクターを利用しましょう。
ノードの利用を終えるときには,引き続き使用したいローカル局がいないかを確認しましょう。その後,ご自分のコールサインを名乗り,DTMFオフコードを送信します。
リフレクター利用上の注意:
リフレクターは一度に一人のみ話すことができるようなっています。システムの遅延を考慮し,リフレクターでの交信においては送信と送信の間に2秒の空白時間を必ず置いてください。優先度の高い局が話すことができる機会を提供します。
リフレクターは,複数局からのオーディオをミックスはしません。最初の局が話終えるまでその局に独占させます。よって,送話中の局の上にかぶせて話しても,誰にも聞こえません。
ネットに関する注意:
ネットはIRLPネットワーク上の多くの局と出会えるすばらしい場です。一方,ネットのユーザーは,ネットを円滑に進めるために,以下のようなガイドラインに厳格に従う必要があります。
- ネット中は,他局を直接コールしないこと
リフレクター利用中は,ローカルQSOは避けること
- ネットコントローラーがチェックインを求めるまでコールしないこと
ネットコントローラーがいない場合には,ネットに接続しないこと
ローカルな妨害等が認められた場合には切断すること
チェックインは短く,端的に行うこと。他局もチェックインの機会を待っている。
ウェブ上に良い資料があります。http://www.irlp.net/guidelines.html には,ノード利用上のガイドラインが記述されています。
8) あなたのノードを宣伝しましょう
IRLPは口コミで伝わりました。あなたのローカル局に宣伝しましょう。他の地域のハムに興味を持ってもらいましょう。それがIRLPの全体の発展と利益となります。
9) あなたのノードで楽しみましょう!
IRLPを広めていきましょう。
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by change/addition made Jan 6, 2005 VE3SY Deleted link to irlp Listmon in the Join these mailing lists Jan 6, 2005 VE3SY Removed all MS Word formatting and updated wording to reflect current installs